メンテナンス

素人でも出来る!バッテリー交換は意外とカンタン!廃バッテリーはお金になる!



ミラノオート野田です。

初めての方でも、
「バッテリーの交換がカンタンにできる」
やり方をお伝えします。

バッテリーを自分で変えたことがない方は意外と多く、
ショートしたらどうしよう?
重いので落としたら?
配線のつなぎ方が分からない?

今回の記事を読むことで、このような悩みを解決して、
自分でバッテリー交換にチャレンジ出来るようになります。

今の時代ショップに頼んで割高なバッテリーを購入しなくても
ネットで探すと、いくらでも安いバッテリーを見つけることが出来ます。

ぜひ初めての方も「バッテリー交換」に挑戦してみてください!

まず必要な工具を揃える


ゴム手袋、スパナ、養生テープ、サンドペーパーか
ワイヤーブラシの4つです。

1,ゴム手袋

ケーブルが車体に触れるだけでショートを引き起こす危険があります。
必ず感電を防止するためのゴム手袋を装着しましょう。

2,スパナ

「10ミリのスパナ」
バッテリーの端子ケーブルを外すときに必要です。

そのほかバッテリーを固定している金具を外すときにも
車種に応じたスパナが必要になる場合もあります。

3,養生テープ

養生テープはショートを防ぐために使います。

バッテリーはプラスとマイナスを接続したり、
ケーブルが車体に触れたりするとショートすることがあるため、
出来るだけ養生テープで絶縁しておきましょう。

4,サンドペーパー(紙ヤスリ)
またはワイヤーブラシ

車両側の端子の内側を丸いワイヤーブラシやサンドペーパーで磨いて、
内側に付着している「粉、サビ、汚れ」を落とします。

さらに端子の腐食を防ぐためにも、グリスをムラなく塗っておくと効果的。

鉄則


1,取り外しはマイナス側から、取付はプラス側からが鉄則。

バッテリー作業の基本ですので必ず守ってください!
プラス側から外そうとして、工具がボディーに触れた時には
「バチバチと火花が飛ぶ」のでビックリするはずです。

2,バッテリーを交換する時は、
エンジンと電装品の電源を切りましょう。

特にエンジンを掛けたまま作業するのは、手が巻き込まれたりする
危険性があるので絶対に辞めてください。

作業の手順


1,バッテリーを搭載している場所の確認

車のバッテリーは、ボンネットの中にあることが多いですが
輸入車などは、トランクにある場合も多いです。

バッテリーを固定しているステーがあるクルマは
この段階で先に取り外しておいてください。

2,バックアップ電源をつなぐ

バッテリー交換は、バックアップ電源を使って電装品のメモリーが
消えないようにしてから作業をするのがおススメです。

車の電装品には、多くの場合学習した時計などデータ、
セキュリティなどの設定が維持される機能が搭載されています。

そのため、バッテリー交換をする際はバックアップ電源を使い、
メモリーが消えないように対策をしましょう。

3,マイナス側から端子を外す

バックアップ電源との接続を確認出来たら、
マイナス側の端子から緩めて、上に引っ張って外しましょう。

マイナス側を完全に外したら、次はプラス側の端子も緩めて
上に引っ張って外してしまいます。

端子が固着している場合もあるので、そんな時は
回転させると外れやすくなります。

4,古いバッテリーを取り外す

バッテリーは小さくても重たいので、
ギックリ腰になったり、手を滑らせて
落とさないように注意してください。

特に斜めに持って、希硫酸がこぼれてしまうと
衣類がボロボロになったり体に害もあるので
倒さないように気をつけてください。

5,トレーを清掃して、新しいバッテリーを取り付ける

古いバッテリーがあった場所には、
樹脂のトレーを設置しているケースが多く、
ゴミや石、砂などがあれば取り除き
水洗いしておくのが好ましいです。

6,端子を磨いてグリスを塗る

車両側の端子の内側を丸いワイヤーブラシやサンドペーパーで磨いて、
内側に付着している「粉、サビ、汚れ」を落とします。

さらに端子の腐食を防ぐためにも、グリスをムラなく塗っておくと効果的です。



7,プラス側から端子を接続

今度は、プラス側の端子から取り付けます。
次にマイナス側の端子を取り付けます。

端子が奥までしっかりとハマっていることを
確認して端子のネジをしっかりと
閉まっていることを確認してください。

緩んでいるとエンジンが掛からなくなることも
あるので、丁寧に作業を進めていきましょう。

再確認


1,バッテリーを倒して希硫酸をこぼさないよう注意しよう。
バッテリーを持つときは、必ずまっすぐにが基本です。

2,マイナス端子から脱着しよう。
※クルマのボディーはマイナスだから、もしプラス側から
脱着して工具がボディーに触れたりすると「バチバチっと」
ショートするので危険です。

3,工具がボディーに触れないようコンパクトな工具を使う。
※回した工具の先にプラス端子があったりすると危険。

4,新しいバッテリーに交換日などを記入しておく。

古いバッテリー処分方法


・オートバックスなどのカー用品店

オートバックスやイエローハットなどのカー用品店に持ち込めば、
無料で買取してもらうことが可能です。

※一部のカー用品店の中には有料となっているお店も存在する
ので事前に電話確認してから持っていくことをおススメします。

・ガソリンスタンド

ガソリンスタンドに持ち込めば、カー用品店と同様に
無料で買い取ってもらえる可能性があります。

※無料のお店もあれば、引き取りに数百円かかるお店もあるためご注意ください。


・リサイクル業者

リサイクル業者は、廃バッテリーをお金にできる可能性があるのでおススメです。

リサイクル業者の中には、1キログラム数あたり40~50円程度で
バッテリーを買い取ってくれるところもあります。

・軽自動車:300円~500円程度
・普通車:700円~1,200円程度
・バイク:300円~500円程度

まとめ


エンジンのかかり具合に違和感があったらバッテリーの点検をし、
必要に応じてバッテリー交換を安く自分で行いましょう。

バッテリー交換の際は、マイナス側の端子から外して
取り付けるときは、プラス側からを間違えなければ
カンタンに作業が出来ます!

ネット通販で自分のクルマに合ったバッテリーを購入し、
交換作業にチャレンジしてみましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ミラノオートサービス株式会社
野田 拓志

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