車選びの秘訣

中古車購入前の3つのチェックポイント



ミラノオート野田です。

中古車購入時における、
重要な3つのチェックポイントについてお伝えします。

外観のキズや内装の汚れなどは、購入前にチェックする人は多いですが
これからお話するポイントについては、あまり気にする人が少ないようです。


それは、
1,「ペット臭」
2,「塩害、サビ、腐食」
3,「オイル管理について」

この3つはとても重要で、購入後の出費にも大きく影響してきます。

例えば最悪、
「ボディーの下に穴が空く」
「ブレーキの利きが悪い」
「きしみ音がする」
「いつまでも臭いが取れない」
「エンジン不調」
「エンジン異音」

などの可能性が高くなるので必ずチェックするようにしてください。


それでは順番に説明していきます。

1,「ペット臭」について

タバコ臭は意外に消えやすいですが、
ペット臭はなかなか消えにくいです。

中古車販売店も納車前には、室内クリーニングや
業者用の消臭スプレーで清掃はしていると思いますが
それでもペット臭だけは残りやすくなります。

また今後の売却の際にも「タバコ臭とペット臭」は
査定の評価にも大きく影響してくるので注意が必要です。


2,「塩害、サビ、腐食」について

海の近くに住んでいる方が所有しているクルマが受けやすい被害です。

このような被害を受けたクルマはエンジンルームや車体の下に
「塩害、サビ、腐食」が見られます。

このような被害を受けたクルマは、

「ボディーの下に穴が空いたり」
「マフラーの腐食」
「エンジンルームが塩害によるサビや腐食」
「ブレーキ周りの腐食」
「足回りのバネやパーツ類のサビや腐食」

このような症状のクルマは、思わぬトラブルに
発展してしまうことがあるので甘く見てはいけません。

遠方からネットだけで判断して購入を決定する際にも
お店の人に確認してもらうようにしましょう。


3,「オイル管理について」

新車登録時から、どれだけ定期的にオイル交換を行ってきたか?

現在のクルマは、定期的にオイル交換さえ行っていれば
20万キロくらいは十分走行することが可能だと考えます。

しかし、

エンジンオイルを交換せずに1万キロ以上走行している
中古車も結構でまわっています。

このようなクルマのエンジン内部は、鉄粉が多くエンジン不調に
繋がることが多いです。

すぐに不調が出ていなくても、オイル消費が激しかったりして
マフラーから燃えカスが出ているクルマもあります。

これらをチェックするには、エンジンオイル交換ステッカーを確認したり
整備記録簿などで細かく、どれくらいの頻度で整備を行って来たかを
見る以外に方法はありません。

全オーナーが分かっている中古車ならば、尚更いいのですが
そんなケースばかりとは限らないので、このようなオイル交換ステッカーや
整備記録簿などから、全オーナーの使い方を想像してみてください。



最近は、インターネットだけ見てクルマを購入する人が増えていますが、
今回お伝えした「3つのポイント」を見落としたため購入後に
後悔する方もいるようです。

これから中古車選びを考えている方は、外観や内装だけの
程度だけに注目するのではなく、これらの見えにくい
箇所にも注意してクルマを選んでみてください。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ミラノオートサービス株式会社
野田 拓志

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