これまで国産車にしか乗ったことがないけど
「1度は憧れの輸入車に乗ってみたい!」
今日はそんな方に向けて、40年近く輸入車を買い付けてきた経験をもとに、その選び方や維持費のことなど、なるべく分かりやすくお話します。
読み終わる頃には、国産車と輸入車は何がどう違うのか?
どの輸入車を選ぶべきか?
維持費は国産と比べてどのれくらい高くなるか?
輸入車のメリットからデメリットまで熟知できて優雅で最高品質な、中古「輸入車選び」が出来るようになります。
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こんにちは。
ミラノオート野田です。
今日は、「はじめて輸入車に乗ってみたい」と言った方に向けて失敗しない輸入車選びについてお話していきますので、どうぞ最後までお付き合いください。
これまで
「何台も輸入車に乗り続けて来られて、自分に合った車は分かるよ」と言った方は、読み飛ばして頂ければと思います。
まずは輸入車のメリット、デメリットについて
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1、輸入車選びのメリット
・国産車にないオシャレでカッコいいデザイン
・重厚で高級感がある
・デザインに一貫性がある
・いつの時代に見ても魅力的
・高性能
・爽快な走りを楽しめる
・運転していて楽しい
・日本車に比べてモデルチェンジのサイクルが長い
・個性的なデザインと優雅で上質な内装
・基本設計が優れており、耐久性が半端ない
・長距離ドライブでも疲れない
・頑丈
・ブレーキの利きからハンドリングまで国産車とは一線を画す
・安定感が別格
・万が一の不具合を早めに教えてくれる
・疲れないやや硬めのシート
・コストが掛かった作り込み
・高級な本革を使用したシートが多い
私自身、輸入車を長年において携わり一番感じる事は、「昔からの美しいデザインが受け継がれている車が多くパット見てすぐその車だと分かる」事です。
例)ベンツ、BMW、アウディ―など国産車のように、「どの車も似通っている?」と感じる事がないです。
そしてここから重要ですが、
速度規制がないアウトバーンを背景に設計されている為に高スペックで高速運転時の安定性への要求がとても高くそれに耐えうる車が生産されている事です。
ドイツ車だけに限らず、例えばフランスの「シトロエン」は、国の道路環境が石畳や舗装されていない農道などが多くエンジンや足回りに耐久性が要求され、それに見合った設計で開発されています。
実際にシトロエンは、エアサスや油圧サスペンションを使用したモデルが多くただの普通の乗用車が、4輪駆動車と間違えるくらいにボタンひとつで車高が一気に跳ね上がったりするので驚きです。
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2、輸入車選びのデメリット
・故障した際の修理費が高い
・部品代が高い
・国内に在庫がない場合は本国から取り寄せ
・輸入車ディーラー以外に修理が出来る工場が少ない
・修理には専用テスターが必須
・国産車と比べて燃費が悪い
・ガソリンはハイオクが必須
・任意保険が少し割高
・車検が少し割高
・チェックランプがすぐ付き「ドキッ」とする
・設計が日本の気候と違う為に、ゴム類などにベタツキが出やすい
当店でもチェックランプが付いた修理や
燃費に関してのご相談も多く寄せられています。
燃費に関しては、国産車のように「如何にボディー重量を軽くするか、」
といった次元で設計がなされていない為、1リットルあたり30キロメートルを上回る国産車と比べること自体に無理があります。
輸入車は、ボディー重量だけに拘っていませんがそのぶん、万が一の時の事故、一番大切な「安全性」に配慮して設計されているのです。
修理しながら長く使うと言った考え方
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海外ではある程度の故障を前提に、その都度修理しながら、長くその車に乗るといった考え方が当たり前です。
一方、国産車では5年程度でフルモデルチェンジする車種が多く、それに合わせて買い替えを検討するユーザーも多くいます。
個人的な見解ですが、輸入車は部品交換さえすれば、新車時と変わらないコンディションを維持することが出来るので、多少修理費が掛かったとしても買い替えするよりもはるかにコストが抑えることが出来るのでは?
と考えています。
当店は欧州車の中古輸入車をメインで販売しており、一番お買い得感のある「100~200万円くらい」が主流となっています。
このあたりの中古輸入車でも、納車時には専用テスターでしっかりと整備点検、不具合のある部品はすべて交換してから納車させて頂いていますので
その後は、その都度不具合か所を修理しながら長く乗り続けることが出来ます。
おススメは、
購入時に欧州車を選んでおけば、こわれた際のの中古部品も豊富に出回っており、そこまで高額修理になると言ったケースは、ほとんどありません。
そうは言っても、それ以外のメーカーにもそれぞれに車の良さがあり、その国の文化に溶け込む、素晴らしいレトロなデザインだったり、見とれてしまうような「スタイリッシュ」な車があるのも事実です。
その時は、
・中古部品が少ない
・部品が少し高い
・部品手配に少し時間がかかる
などのリスクだけを頭にいれて購入しては如何でしょうか。
今は輸入車を整備してくれる工場も増えてきているので、「ワクワク好きな車に乗る」のが一番です。
また中古輸入車ほど、新車価格から値落ちの大きな車、すなわち「お買い得な車」は無いと思います。
新車発売当時は500万や1000万するような車でも、年数が経つとリーズナブルな価格に落ち着き、買いやすい金額となります。
いわゆる「値落ち」です。
しかし、クルマの魅力は変わりません。
輸入車の乗り心地、高級感や質感の高さはそのままで、安く手に入れる事ができるようになります。
国産車、輸入車いずれの選択においても、新車で買うか、中古で買うか?
その選択によってもおススメ車両は変わってきますが、当店へもお気軽にお問い合わせください。
まとめ
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結論としては、どの輸入車を選んだとしても、メンテナンスなしでは乗り続けることが難しいです。
国産車だと、「何万キロもエンジンオイル交換なし」、「点検なし」のオイルを抜くと「ドロドロで真っ黒」みたいなケースも稀にあります。
しかしこれを輸入車ですると、「エンジンオイル漏れ」やその他の不具合を発生しやすくするので絶対にやめてくださいね。
メンテナンスで一番大切なのが「オイル管理」これに尽きます。
「3000~5000キロ」くらいでエンジンオイル交換しましょう!と推奨しています。
オイル管理のしっかりされた輸入車は、故障しても、「そんなに大きな不具合になる」ケースが少なく修理費も安いでしょう。
ここまでを考えて、「あなたにあった輸入車を選んでみてはいかがでしょうか?」
最後までお読みいただきありがとうございました。
ミラノオートサービス
野田 拓志