車選びの秘訣

円安インフレの影響、輸入車の中古車値上げ?

こんにちは。
ミラノオート野田です。
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円安インフレの影響などで新車値上げラッシュ!
輸入車の中古車価格高騰はいつまで続くのか?

結論から言うと、輸入車の中古価格に関しては、この辺りで落ち着くのではないかと思っています。

昨年から今年にかけて、色々な「モノの価格が上昇」しています。
輸入車全般における中古車価格も高騰しており、特に高年式になればなるほど高い傾向にありました。

そんな中古車価格の高騰した理由としては、
昨今のコロナ渦の中

1、感染対策として不特定多数の人と接触する機会を減らそうと、公共交通機関の利用を控えるようになり、かわりに個人で乗用車を求めた結果、中古車の需要が高まった事。

2、世界的な半導体不足により、新車の生産が出来なくなり新車の納期が遅れた。
その為下取車が不足し、中古車市場に出回る台数が減った事。

3、原油価格の大幅な値上がりにより、原材料費のコストがアップして新車も値上げ。
また新車の納期が大幅に遅れている事もあり、ユーザーの買い控えや新車を諦めて中古車を選ぶ人が増えた事。

4、世界的なインフレや1ドル150円を超える円安の影響で、日本の中古車が海外市場に高値で取引されている事。

すなわち新型コロナウイルス感染拡大の影響で中古車が高騰し、高値止まりしている状況なのです。

「半導体不足」×「企業の生産減」×「下取車不足」などが相乗効果で負のスパイラルを起こして新車、中古車価格の上昇を引き起こしているといった事です。

現在でも、自動車業界は値上げラッシュによる価格改定が相次いでいます。
輸入車だけでなく、ついにトヨタなど国産メーカーでも大幅値上げが発表されています。

あのテスラ(モデル3)に関しては、過去1年だけで120万円も値上がりしていますね。

このような大幅値上げ要因となる半導体の供給不足は、恐らく今後も続くでしょう。

しかしこの状況がいつまでも続く事はなく、半導体不足の状況の解消に伴い、
中古車不足は改善されていきます。

最近は世界的な半導体不足を背景とした自動車の生産調整は、半導体市況が変調をきたす中で収束に向かっていると報じられています。

まとめると、輸入車の中古車価格もそろそろ落ち着いてくると言った事。
これまでの円安、日本の中古車の過熱ぶり、海外メーカの生産縮小による、「中古車バブル頭打ち」は徐々に改善されていくでしょう。

そしてこれからは「公共交通機関の利用を控えたい」、「アウトドアを楽しみたい」、「趣味性の高いスポーツカー」などマイカー保有の考え方が多様化してくると感じました。

また販売方法に変化も見られるようになりました。
それは「新車、中古車価格の高騰」など購入金額が高くなったこともあり、現金やローン以外に月々の支払額を低く抑えられる残価設定ローンで購入される方が増えています。

一日も早くコロナ以前の落ち着いた「中古車相場」に戻って欲しいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ミラノオートサービス株式会社
野田拓志



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