ミラノオート野田です。
自分でバッテリー交換するやり方をご説明させていただきます。
「DIY」自分でバッテリー交換するとことで、「数万円浮いたよ!」などたくさんのメリットがあります。
1、費用削減 バッテリー交換を自分で行うことで、修理店やサービスセンターに支払う必要がありません。これにより、交換にかかる費用を節約できます。
2、時間の節約 自分でバッテリー交換を行うことで、修理店に行くための時間を節約できます。特に近くに修理店がない場合や予約が必要な場合には、自分で交換する方が迅速な解決策となります。
3、自己修理のスキル向上 バッテリー交換は比較的簡単な修理作業です。自分で交換を行うことで、修理やメンテナンスに関するスキルを向上させることができます。また、DIYの楽しさや達成感も得られるでしょう。
4、修理品質のコントロール 自分で交換することで、修理の品質を自己管理できます。修理店に頼んだ場合、技術者の腕や使用されるパーツの品質によって結果が異なることがありますが、自分で交換することでそれらをコントロールできます。
しかし、取り扱いを間違えるとショートしたり、火災につながったりすることもあるので、事前に正しいバッテリー交換の方法を学習しておく必要があります。
ぜひ下記を参考にして、車のバッテリー交換にチャレンジしてみてください!
今回バッテリー交換する車は、BMWのE90です。この3シリーズセダンのバッテリーの場所は、リアのトランクを開けて右リヤフェンダー内(右リヤタイヤ後)に搭載されています。
まずは、黒いつまみを回してカバーを外すところから始めましょう。カンタンにはずれます。
次に黒いステーのボルト2カ所を10ミリのレンチで外します。
2カ所のツメを、マイナスドライバー等で押し込んでやると、バッテリーのフチにひっかかっているツメを外すことが出来ます。これでプラス端子側の赤いボックス全体がガバット外れます。この時に固定金具のボルト(10mm)も外します。
必ず次の手順で端子を外してください。
逆から外すと、工具が他に接触するとショートする危険があります。
1、マイナス端子(10mm)を外す。
2、プラス端子(10mm)を外す。
※バッテリーを取り出す前に、横に付いている排気ホースも外しておきましょう。
バッテリー固定金具のボルト(10mm)をステーごと外します。バッテリー本体が車両に固定されているのはこの部分だけです。
ベンツやフェラーリなど世界的自動車メーカーに純正採用されているイタリアのバッテリーメーカー Fiamm Battery フィアム バッテリー を用意しました。
バッテリー液は、希硫酸なのでシートなどの繊維を腐食するので、横に倒したりしないよう注意してください。
1、プラス端子(10mm)を取り付ける。
2、マイナス端子(10mm)を取り付ける。
赤いボックスをバッテリーの上から押しこむと、ツメがカチッと引っ掛かかります。
最後に固定金具のボルト(10mm)を戻してください。
※端子部の緩みやバッテリー本体にガタツキが無いか確認し、ハーネス類の取り回しに気を付けてバッテリー上面の黒いステーを取り付けて作業終了です。
カバーを戻して完了です。
まとめ
最後にバッテリー交換を自分で行う際の注意点とショートの危険性について、以下にまとめました。
ショートの危険性
バッテリー交換作業中にショートが発生すると、重大な事故や火災の原因になる可能性があります。以下にショートの危険性についていくつかの要点を示します。
1、金属物との接触 バッテリーの端子が金属物に触れると、ショートが発生する可能性があります。バッテリーを取り外す際には、金属ツールやアクセサリーがバッテリー端子に触れないように注意しましょう。
2、配線の誤接続 バッテリーのプラスとマイナスを誤って接続すると、ショートが発生します。正しい極性を確認し、バッテリーを取り付ける前に再度確認しましょう。
3、ダメージや亀裂 バッテリーケースにダメージや亀裂がある場合、内部の電解液が漏れ出し、ショートのリスクが高まります。バッテリーケースに異常がないか確認し、損傷がある場合は交換を検討しましょう。
4、短絡防止措置の欠如 一部のバッテリーは、ショートを防ぐために絶縁テープや保護カバーを使用しています。これらの保護措置を取り外す際には注意が必要であり、必要ならば再度取り付けるようにしましょう。
これらの注意点を順守することで、バッテリー交換作業の安全性を向上させることができます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ミラノオートサービス株式会社
野田 拓志