エンジンオイルダダ洩れ、
ATオイル漏れ、
ウオーターポンプ破損、、、
破損個所が次から次へと
不具合カ所多数、、、
アウディA4アバントを完璧に整備して当店デモカー用にしてみました。
輸入車は部品交換でどこまで新車時のコンディションに戻るか?
国産車と違い、「輸入車は修理しながら長く乗る」を根底の考えに基づき
どこまでベストコンディションに近ずけるか?
とことん部品交換や整備を行いました。
こんにちは。
ミラノオート野田です。
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タッチセンサー付きのドアノブを開け、特別な人の為に用意されたアウディSラインパッケージ専用シートの運転席に座る。
キーを差し込むことなく、エンジンスタートボタンを軽く押すとドイツ車らしい精巧でパワフルな動力装置が目を覚ます。
本革シフトレバーに手を掛け、アクセルペダルに軽く足を置くだけで強烈な加速がはじまり、異次元の世界へと誘導される。
言葉に出来ないほどのスリルに襲われる。
感じるだろうか?体をかけめぐるこの興奮を。
IC付ターボ 211馬力のエンジンが今、解き放たれる。
↑
このようなイメージで、損得勘定なしに部品交換して、新車時のコンディションに戻してみました。
最悪の状態から最高のコンディションに!
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結果、
不具合ヶ所多数のアウディが、約29万円の部品交換により新車時のコンディションに生まれ変わりました。
部品交換前の不具合個所は以下の通りです。
不具合個所はオーテル診断機と目視によって行いました。
・エンジンオイル漏れ、酷い
(フロントケース廻りから全てにおいて確認)
・ATオイル漏れ
(ATオイルパンより漏れ確認)
・全シリンダーミスファイア検知
(診断機及びデータモニターにてミスファイア確認)
・カムシャフトセンサーDTCフォルト
(診断機にて確認消去できず)
・クーラント漏れ
(ウオーターポンプより水漏れ確認)
不具合は、すぐに修理に取り掛かりました。
1、車検整備
2、ステアリング周り点検
3、ブレーキ点検、調整
4、シャーシ、サスペンション、点検、締め付け、給油
5、クラッチ、ミッション/デフ点検、調整
6、エンジン各部点検、調整、整備
7、排ガス浄化装置及び、各デバイス点検
8、ライト及び、配線廻り点検、調整、整備
9、エンジンルーム洗浄
10、ブレーキオイル交換
は当然車検整備項目に含まれているので「これでもか」って言うくらい念入りに点検、整備を行いました。
ここから整備、部品交換について
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・バッテリー交換 Xバッテリー110Ah
・フロントワイパーブレードセット交換 BOSCH
・リアワイパーブレード交換 BOSCH
・イグニッションコイル交換
・スパークプラグ交換 ダブルプラチナ
・ATオイルパンガスケット・ストレーナー交換
・DSGオイル
・ウオーターポンプ交換
・シール交換
・スクリュー交換
・ウオーターポンプユニオンホース
・ウオーターポンプツーストベルト
・カムシャフトセンサー
・ファンベルト交換、コンチベルト6PK1590
・エンジンオイル WAKO'S ユーロツーリング
・SDI-1
・ロングライフクーラント
・MARSハブ付きワイトレ 10TH
・MARSハブ付きワイトレ 20TH
・ロングホイールナット5×4
輸入車整備工場で行った場合、50万円くらい掛かると思います。
ディーラーではさらに高額な修理代金請求になると思います。
全てにおいてスムーズでパワフルな欧州車になりました。
エンジン絶好調、ここまで蘇るのか?
アクセルペダルに軽く足を乗せるだけでアッと言う間に時速100キロオーバー。
「やって良かった!」と心から感じました。
最後に感じた事
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輸入車は手を掛ければその分「答え」が帰って来ます。
国産車のようにメンテナンスなしで「乗りっぱなし」ではベストコンディションを維持する事は出来ませんが、
所有する喜びだったり運転する時の「ワクワク感、言葉にできないほどのスリル」は、国産車では絶対に得られないものです。
ありがとうございました。
ミラノオートサービス
野田拓志