メンテナンス

LAUNCH X431 PAD V LINK(パッドファイブ リンク)導入



ミラノオート野田です。

LAUNCH Tech社の正規代理店から、
LAUNCH X431 PAD V LINK(パッドファイブ リンク)を購入しました。

このLAUNCH X431 PAD V LINK(パッドファイブ リンク)でできることですね。


この機械は、自動車に搭載されているコンピューター(ECU)
の診断をするときに必ず必要なスキャンツール(故障診断機)です。


今までと大きく違うのは、車両に搭載されたコンピューター(ECU)で
制御されたシステムの不具合をこれまで以上に細部まで正確に診断できるようになった事。


OBD診断のみとシンプルな低機能なものと違い、

例えば、
ブレーキリセット / ステアリングリセット / バッテリーマッチング /
ABSエア抜き / イモビライザーマッチング / インジェクターコーディング
など色んなことができます。



なぜこんな高機能な診断機が必要なのか?


近年の自動車の電子制御システムなどの技術の進化に対応する為です。

OBD点検が2021年10月より義務化されました。
2024年以降は、車検時の合否判定を行う「OBD検査」
がスタートするので診断機は必須となるわけです。



衝突被害軽減ブレーキを搭載した車が上り坂の右カーブを走行中、
前方に車両がないのに急ブレーキがかかり、
運転手がケガを負う事故がありました。

事故原因を調べたところ、衝突被害軽減ブレーキシステムのレーダーセンサーの
取り付け角度が誤っていたことがわかりました。

このような事故を未然に防ぐために、OBD点検を通じて適切な整備につなげて
誤作動を減らすねらいがあるようです。


LAUNCH X431 PAD V LINK(パッドファイブ リンク)は、
「スキャンツール」をOBDに接続し、OBDに記録されている各種装置の故障の
有無や作動状況を読み出して、安全に走行できる状態であるかを短時間で判断する事ができます。


故障コードは4種類存在し、その故障コードを読み取ることで、異常箇所を確認可能です。
また、故障が発生した瞬間時点の各センサー値のデータである、
フリーズフレームデータを読み取ることができます。


事前に故障が発生する、予防点検にも効果がございますのでお気軽にご相談ください。



最後までお読みいただきありがとうございました。

ミラノオートサービス株式会社
野田 拓志

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