車選びの秘訣

事故車をカンタンに見分ける方法


ミラノオート野田です。
素人でも、カンタンに事故車を見つける方法をお伝えします。


「事故歴なし」と言いながら、
市場に出回っている中古車の10%は事故車だと言った真実をご存じですか?

怖いですよね。
こんな中古車を掴むと、乗りにくいだけでなく
後々思わぬ出費になることにも繋がるので要注意です。

最悪は、
「雨漏りする」
「まっすぐ走らない」
「エンジンの調子が悪い」

そんな後々出費だらけの中古車を掴まない為には、自分で
クルマを選ぶ時に事故車かどうかを見極める必要があります。

今回はそんな事故車を見分ける方法の中で
一番カンタンなやり方を伝授します。



その方法としては2つあるのですが、

まず一番確実に事故車だと分かるのが、
第三機関が発行している鑑定書を見ることです。

評価点が「R点」や「0点」だったら事故車です。
事故車でない場合は、下記の写真にあるように
「事故歴 無」と表記がされています。


ただ全ての中古車に鑑定書が付いているわけではないので、
ついてないクルマに関しては、お店の人に聞くか自分で
事故車を見分けるしかありません。


しかし残念ながら、お店の人でも事故車かどうかを見分けれる
店員さんはごく少数で、自分で見つけるのがベストです。


その場合の方法としては、
同じ車種のクルマを見比べて見ることです。

まずは、外装のボンネット、ドア、リアゲート、バンパーの色を見比べてみましょう。
再塗装してあるクルマは、色がわずかに変化しているものです。


どんなに腕のいい職人さんが再塗装しても
この色の変化は出てしまうのです。

どんなに頑張っても新車と同じ色に仕上げることは難しいのです。


つまりこの「わずかな色の違い」を探すことが
事故車かそうでないかを見分けるヒントなのです。

わずかでも色の変化がみられる箇所は、
キズやヘコミなどを修理している可能性が高いです。

塗装を見る角度や光を当たる角度を変えながら、
見ていくと見つけやすいでしょう。


またボンネット、ドア、トランク、リアゲートの隙間に
違和感があれば事故車の可能性もあります。

このようなわずかな歪みを確認したり、
パーツの交換歴を調べるには、ボルトの回した後や
ボルトのキズなど、回した形跡もチェックしてみるといいでしょう。


最後に左右のヘッドライトの色の違いも比較して見てください。
ヘッドライトは、経年による紫外線で変色など黄ばみが出てきます。

どちらか片方のヘッドライトだけ色が違っていたら
交換歴を疑って間違いないでしょう。


このように色んな角度からクルマを見ることで
事故車かそうでないかを想像することが出来るのです。


もちろん、
「事故歴あり、修復歴あり」と記載がある販売店では
その事故の修復状態などお店の表示だけで購入することも出来ます。


しかし、
事故歴なしと表記していながら、実際には事故車だったと
いうケースもあるので、なるべく自分で確認するのが得策です。


たとえすぐに分からなくても、
このようなクルマを見極める、訓練をすることで
だんだんとクルマの再塗装やヘコミなどもカンタンに見つけることが
出来るようになり、今後の自動車選びに大きく役立つことでしょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

ミラノオートサービス株式会社
野田 拓志

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