クルマの知識

輸入車の取り扱いについて

ミラノオート野田です。
当店で輸入車をお買い上げいただきありがとうございました。

輸入車の魅力と、今後の取り扱いについてご説明させていただきます。

輸入車の魅力について

外車に乗ると周りの人からはさまざまな反応があり、お金持ちに見られがちです。
おおまかこんな風に思われるだろうなって思う、ベスト5選です。

1、「かっこいいね!」
外車はスタイリッシュで洗練されたデザインを持っているため、周りの人からはその魅力を認められることがあります。


2、「高級そうだね!」
外車は一般的に高級車として知られており、その存在感や上質な内装によって周囲の人から高級感が感じられると言われることがあります。


3、「スポーティーだね!」
外車は優れたパフォーマンスやスポーティなイメージを持っていることが多く、ドライブの楽しさやスポーティな印象が周囲の人から言われることがあります。


4、「お金持ちだね!」
外車は一般的に高価な車種が多いため、所有していることで経済的な余裕や成功をイメージされることがあります。


5、「羨ましいな!」
外車は一部の人にとって憧れの存在であり、周囲の人から羨望の目で見られることがあります。

輸入車と日本車、異なる設計

輸入車と日本車は、生産している国の背景が異なるため、それぞれの車が特定の環境やニーズに合わせて設計されています。

ドイツ車は、アウトバーンと呼ばれる高速道路が広範囲に整備されていることから、高速での走行性能や安全性に重点が置かれています。アウトバーンでは一般的に高速で走行するため、ドイツ車は高速道路での安定性や加速性に優れた設計がされています。また、高速道路での長距離走行に耐えるための高品質な部品や堅牢な構造も特徴とされています。

一方、日本車は、都市部や交通渋滞の多い街中を中心に使用されることを考慮して設計されています。日本の都市部ではストップ&ゴーの運転が頻繁に行われるため、燃費効率や取り回しのしやすさ、信号待ち時の快適性などが重視されています。日本車は小回りが利き、燃費の良さや低排出ガス性能に優れたエンジンが搭載されていることが一般的です。また、日本の道路環境に合わせてコンパクトな車体サイズや運転のしやすさも考慮されています。

両国の車にはそれぞれの特徴がありますが、ドイツ車を日本のストップ&ゴーが多い環境で使用する為にいくつかの注意点があります。

輸入車メンテナンスで守って欲しい事!

輸入車を長くお乗りいただくために、オイル交換は必ず5000キロごとに行ってください。
◆オイル交換「5000キロ」
WAKO'Sユーロ 5W-40
オイルフィルター「10000キロ」
◆添加剤「SOD-1 Plus」

※オイル消費に関しても、使い続けることで効果がありおススメです。
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オイル消費が激しい場合は、アメリカの添加剤も効果があります。
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◆エンジンオイル量のチェック
「オイルランプが点灯したら0.5リットルずつ足してください」
目安として1000キロ走行したら1リットル足すイメージです。

※オイル入れすぎに注意
100化学合成油の10W-40か「5W-40」の固めのオイルを足してください。
プロのメカニックでも、日本車をメインで扱って来た人は知らない場合が多いのですが、輸入車のエンジンオイルは消費します(減ります)。 故に、オイルを消費している事が分かると「エンジンの不具合」に直結させてしまうのですが、輸入車のエンジンオイルは、消費します。「取扱説明書にも記載あり」

◆チェックランプが点灯したら早めに点検を受けてください。
※輸入車は、多くのセンサーが搭載されています。
◆下記写真のワイパーやタッチセンサーは、納車時に新品交換済みですが消耗品となります。

お手入れについて

高温多湿の過酷な環境で輸入車を使用する場合、以下の点に留意する必要があります。

・ゴムの劣化と天張りの垂れ: 高温多湿な環境では、輸入車のゴム部品が劣化「ベタツキ」しやすくなります。特に天張り(ヘッドライナー)は垂れ下がる可能性が高まります。定期的なゴム部品の点検と適切な保護対策が重要です。

・メッキモールの汚れやウロコ: 高温多湿な環境では、メッキモール(車体の金属飾り部分)が汚れやウロコを生じやすくなります。定期的な清掃と適切なメンテナンスを行い、メッキ部分を保護することが大切です。

外車のブレーキは「絶壁ブレーキ」と言われるほど、軽く踏むだけでも素早く効果が現れます。これに関して、ドイツ車は高速域での安定性や国産車と比べた際の優れたブレーキ性能が称賛されています。しかし、輸入車のブレーキシステムには注意点もあります。

輸入車では、ブレーキパッドとともにブレーキローターの交換が必要な場合があります。ブレーキパッドとブレーキローターは摩耗することでブレーキダストが発生し、これがホイールに付着して汚れを引き起こすことがあります。ブレーキダストは輸入車の特徴的な要素であり、定期的な清掃が求められます。

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まとめ

輸入車のメンテナンスには、エンジンオイル交換やオイルフィルター交換、添加剤の使用などが定期的に必要です。また、輸入車は多くのセンサーが搭載されているため、黄色点灯が表示された場合は早めに点検を受けるようにしてください。

さらに、高温多湿の環境下では、外装や内装の定期的な清掃とメンテナンスが重要です。これにより、ゴム部品の劣化や天張りの垂れ、ゴム製品のベタつき、メッキモールの汚れやウロコを防止することができます。

特に輸入車のブレーキ性能は高く、一部の車種は優れた性能を持っていますが、ブレーキパッドとブレーキローターの消耗により多くのブレーキダストが発生し、ホイールが汚れやすくなります。そのため、定期的な清掃を行うことが重要です。

以上のメンテナンスにより、輸入車のパフォーマンスを維持し、車両の外観を美しく保つことができます。


輸入車のある素晴らしい生活を楽しんでください。万が一不具合が生じた場合は、当店では一か月の走行距離無制限の店舗保証が付いておりますので、お気軽にお問い合わせください。ただし、保証を受けるためには当店にお持ち込みいただく必要があります。安心してお車をご利用いただくために、いつでもお手伝いさせていただきます。

また今後のメンテナンスや故障修理なども含め、他店では出来ないことも積極的に行っております。末永くお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。その他分からない点がございましたら、いつでもご連絡をお待ちしております。

お車のご購入誠にありがとうございました。
ミラノオートサービス株式会社
野田 拓志

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