重量級で鈍足な軽自動車ランキング
ミラノオートサービスの野田です。
先日、知り合いが新車の軽自動車を購入したものの、「思ったより走りが悪い…」と後悔している話を聞きました。最近の軽自動車は室内の広さや快適性が進化している一方で、加速が悪くなったり、スピードが出にくいと感じるモデルも増えているようです。
そこで今回は、なぜそうなっているのか、その原因と具体的な車種をランキング形式でお話ししていきます。これから軽自動車を購入予定の方は、ぜひ参考にしてくださいね!
重量級軽自動車が増えた理由
まず、どうして最近の軽自動車は重くなっているのか、その背景を見てみましょう。
1. 安全性の向上
現代の軽自動車は、厳しい衝突安全基準を満たすために、ボディ全体が補強されています。その結果、重量が増えたのです。
2. 高級仕様の増加
スライドドア、自動ブレーキ、パワーウインドウ、電動ミラーなどの便利な装備が標準化。快適性を追求する結果、軽自動車も高級車並みの装備が増えています。
3. 快適性の向上
防音材や吸音材が車内に使われ、以前より静かになっています。この「静けさ」の裏側にも重量増加があります。
これらの要因が、軽自動車の重量増加につながり、その結果、加速力の低下や燃費の悪化を引き起こしているのです。
パワーウェイトレシオで見る重量級軽自動車ランキング
パワーウェイトレシオとは、車両重量に対する馬力の比率を指します。この数値が低いほど車はパワフルに感じられるのですが、数値が高いと加速力に欠ける印象になります。
ここでは、パワーウェイトレシオを基にした重量級軽自動車のランキングをご紹介します。
第5位: スズキ スペーシアカスタムZ
- 重量: 870kg
- 馬力: 52馬力
- パワーウェイトレシオ: 16.73
第4位: ダイハツ ムーヴキャンバス
- 重量: 910kg
- 馬力: 52馬力
- パワーウェイトレシオ: 17.50
第3位: ダイハツ タントカスタム
- 重量: 940kg
- 馬力: 52馬力
- パワーウェイトレシオ: 18.07
第2位: ダイハツ ウェイク
- 重量: 990–1040kg
- 馬力: 52馬力
- パワーウェイトレシオ: 19.03
第1位: 日産 デイズルークス / 三菱 eKスペースカスタム
- 重量: 950kg
- 馬力: 49馬力
- パワーウェイトレシオ: 19.38
軽自動車を選ぶ際のポイント
軽自動車を選ぶときに、重量級モデルを選ぶべきか、軽量で加速力のあるモデルを選ぶべきか悩む方も多いはず。ここでは選び方のポイントをいくつかご紹介します。
1. 使用目的を明確にする
- 街乗りが中心なら、重量級で快適なモデルもおすすめ。
- 高速道路を頻繁に利用するなら、軽量でターボモデルが最適です。
2. 快適性や安全性を重視
- 重量級モデルは装備が充実しており、安全性や快適性を求める方に適しています。
3. 予算を考慮する
- 燃費が良いモデルを選べば、長期的な維持費を抑えられます。
ターボモデルやハイブリッドモデルの魅力
速さや燃費を重視する方には、ターボモデルやハイブリッドモデルがおすすめです。
ターボモデルの魅力
- 規制ギリギリの64馬力エンジンを搭載。
- 加速や高速走行が快適。
- 燃費はやや劣るものの、走りの良さを重視する方には最適です。
ハイブリッドモデルの魅力
- 燃費性能が大幅に向上。
- 街乗りでの燃費が特に良く、長期的なコストを抑えられます。
- 例: スズキ スペーシアや日産 ルークス。
まとめ
今回、重量級で鈍足な軽自動車ランキングをご紹介しました。
これらの車両は、安全性や快適性に優れている一方で、燃費や加速力に影響が出る可能性があります。購入前には、自分の用途やニーズをしっかり見極めて選ぶことが大切です。
「速さ」や「燃費」を求める方にはターボモデルやハイブリッドモデルがおすすめ。一方、街乗りや快適性を重視する方には、重量級の軽自動車が最適です。
ミラノオートサービスでは、さまざまな軽自動車を取り揃えています。気になるモデルがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。