車選びの秘訣

中古相場のガタ落ちした残念な高級外車「5選!」


ミラノオート野田です。

今回のテーマは、外車の中で新車を購入したあと
「ガタ落ちしてしまった残念なクルマ!」
ベスト5についてお伝えします。


ガタ落ちしてしまう要因として、転売目的でクルマを購入する人達が
値段を吊り上げているケースもあります。

こういったケースは、いつまでもその高値を維持出来るはずもなく
大幅に値段が下がってくるものです。

いわゆる投資「株、ビットコイン」のようなものです。


しかし、
新車からの値崩れが酷いクルマ?
ですが中古車で買うと「お買い得」な
中古車の選択になることには違いありません。

では早速行ってみましょう!

1,ポルシェ911R


2014年に「シンプルでピュア」をコンセプトに発売、
生産台数はわずか911台しかされずポルシェファンは、
何とか手に入れようとやっきになったクルマです。


その人気のワケは、当時911世代で唯一、
MTミッション搭載モデルだったからです。

新車価格を2630万円で発表しましたが、発表された時点では、
すでに完売で多くのファンが手に入れる事が出来ずに、
非常に残念がったモデルです。


そんなポルシェ911ファンは中古でも欲しいと買い求め、
結果的に1億円もの高値で取引がされるようになりました。

しかしその後は年数と共に最近では、
3000万円程度に落ち着いているようです。


約7000万円も値下がりしてしまう原因としては、
ポルシェがMTモデル「GT3ツーリング」
を普通に発売したことも大きいようですね。


ポルシェ同士の奪い合い?
市場を独占していたカエルが他のカエルに邪魔された?
と言ったところでしょうか。

いずれにしても転売目的で購入していた、
転売屋さんは大損したケースが多かったようです。


2,フェラーリ612スカリエッティー

フェラーリは新車価格から値下がりしないクルマとして有名で
投資目的としても人気が高いクルマです。

しかしそんなフェラーリの中で唯一「ひどい値下がり」をしたクルマが
このフェラーリ612スカリエッティーです。


このクルマは2004年にフェラーリ456Mの後継モデルとして開発
され「室内の広さやパワー」も大幅にアップされたモデルでした。

新車当時3660万円で発売されましたが、
現在相場は、700万~1300万円程度と
ひどい値下がりとなっています。


例えば、
フェラーリF8モデルである「スパイダー」の場合だと
新車価格が3657万円が現在の中古相場では
5000万円程度で取引がされています。

この例を見ても、フェラーリ612スカリエッティーが
どれほど酷い値下がりをしているのか?
お分かりいただけると思います。


では何故、フェラーリ612スカリエッティーだけが
これほどまでも酷い値下がりをするのでしょうか?

しかしフェラーリ612スカリエッティーに
大きな問題があるワケでもなくただ単に
「人気がないから!」
と言ったことのようです。

3,マセラティークアトロポルテ



個人的に見た目がカッコいいと思う「マセラティー」ですが
マセラティークアトロポルテは値下がりの大きなクルマです。


1963年に発売されたイタリアの
マセラティークアトロポルテ」ですが、
スポーティーな走行性能と室内の
豪華さを売りにしています。


現行モデルで6代目となるクアトロポルテですが
新車価格は、2000万円を超えるモデルまでありますが
中古車相場では300万を切るような可哀そうなクルマです。


その理由としては、維持費が高くつく!
故障した時は、50万~100万円と言った
修理代が請求されることも少なくないようです。


マセラティーは、クアトロポルテ以外にも

同じセダンモデルの
「ギブリ」
「SUVモデルのレヴァンテ」
「スポーツモデルのグラントゥーリズモ」
「オープンアタイプのグランカブリオ」

がありますが、このマセラティークアトロポルテ
一番値崩れの大きなモデルとなります。


転売目的ではNGですが、自分で乗る快適なセダンとして
中古車では狙い目となるかもしれませんね。

4,ロールスロイスシルバースパー


このクルマはイギリスのロールスロイスが
1988年から1999年まで発売した
世界的に有名な高級車です。

初代モデルから、第二世代、第三世代、第四世代
と発売されてきた高級外車ですが、


新車価格も高級ですが、その中古相場は、
初代モデルが3250万円⇒100万円
第二世代が3000万円⇒150万円
第三世代が3330万円⇒180万円
第四世代が3000万円⇒400万円

リムジンモデルは7000万円を超えるものもありました。


超高級な外車ですが、

その中古相場はなかなかヒドイ状態となっています。

「財布を圧迫する第一位?」
と言っても良いのではないでしょうか。

また「ヤンキー御用達カスタム」としても
違った意味で豪華になりました。


5,シボレー・カマロ


現在6代目となるカマロですが、値崩れが激しいクルマとして有名です。

例えば、
3代目カマロは、新車価格で500万円しましたが
現在では、100万円をきって取引されています。


また現行6代目に関しても、新車価格750万のクルマでも
半値以下の300万をきってしまう可哀そうな相場となっています。

値崩れの大きな理由としては、アメリカスポーツ車の
維持費が高いからといったこともあるようです。


個人的にカマロはアメリカ車の雰囲気をたっぷりと味わえる
好きなクルマの中の1台ですので頑張ってほしいです。

ただ最近は、日本でも一定数の方に支持されて
アメリカ車の人気も上がってきているようです。

どの外車にしても、維持費は国産車とはくらべものにならず
「財布を圧迫してしまう!」
ことに違いはないでしょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。m(__)m
ミラノオートサービス株式会社
野田 拓志

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