「中古の軽バンや軽トラを買いたいけれど、大きな事故を起こした修復歴隠しの車をつかまされたくない……」
「外装はピカピカに見えるけれど、本当に中身のフレームまで無事なのかな?」
日々の現場やお仕事の相棒として長く活躍してもらう軽バンだからこそ、見えない骨格部分のダメージは絶対に避けたいですよね。
プロの車屋が中古車を査定する際、「最後に必ず確認する決定的な場所」があります。 それが、車の骨格(フレーム)に残る「溶接の跡」です!
「溶接なんて専門知識がないと分からないよ……」と思うかもしれませんが、ご安心ください!
実は、「丸い点々が綺麗に並んでいるか、バラバラか」を見るだけで、誰でも簡単に店頭で事故・修復の痕跡を見抜くことができるんです。
この記事では、愛媛県西条市で41年間、軽バン・軽トラの業販専門店として車を見続けてきた「ミラノオートサービス」の野田が、プロと同じ目線で修復跡を見破る「溶接の読み方」と店頭で使える裏技を分かりやすく解説します!
これさえ知っておけば、中古車選びで騙される心配はもうありませんよ。ぜひ最後までチェックしてくださいね!
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そもそも「溶接」って何?新車の溶接と修理工場の溶接の決定的な違い
車のボディは、何百枚もの鉄板を熱で溶かしてつなぎ合わせる「溶接」によって組み立てられています。
軽バンで最も多く使われているのが「スポット溶接」と呼ばれるもので、鉄板に丸いハンコを押したような「小さな円形のくぼみ(直径5〜8mm程度)」として車体のあちこちに残ります。
ここで絶対に覚えておいてほしいのが、「新車時」と「修理時」の決定的な違いです。
- 新車出荷時(正常な状態):自動車工場の最新ロボットが精密に溶接するため、丸の大きさが均一で、等間隔に美しく整列しています。
- 事故後の修理時(修復歴のサイン):町の修理工場で職人さんが手作業や専用機具で打ち直すため、丸の大きさが不揃いになったり、間隔がバラバラになったり、不自然な盛り上がりが生まれます。
つまり、この「溶接跡の並び」を見るだけで、過去にフレームを切った貼ったした大掛かりな修復が行われたかどうかが一発で分かるのです!
一発で見抜く!修理された溶接の「3つのNGパターン」
店頭で車を見る際は、以下の3つの不自然なパターンがないかをチェックしてください。
パターン①:丸の大きさがバラバラ
新車のスポット溶接はすべて同じ大きさ(直径)です。しかし、修理された箇所は「直径5mmの隣に10mmの大きな丸がある」といったように、丸のサイズが不規則にバラついています。
パターン②:丸と丸の間隔がバラバラ
新車時は「1.5cm間隔」など一定のリズムで並んでいます。一部分だけ異常に密集して打たれていたり、逆に間隔が極端に空いている場所があれば、事故で歪んだ骨格を後から接合した証拠です。
パターン③:丸ではなく「細長い線(ミグ溶接)」になっている
丸い点々ではなく、まるで芋虫のような「ニュルッとした細長い線状の溶接」が混ざっている場合は要注意です!これは板金工場で骨格パネルを強引につなぎ合わせる「ミグ(MIG)溶接」の跡で、重大な修復が行われた決定的なサインとなります。
また、新車のスポット溶接は指で触ると平らですが、修理溶接は表面がモコッと盛り上がっています。触ってボコボコ感があるかどうかも大きな判断材料ですよ。
ここだけ見ればOK!プロが確認する「最重要チェック箇所3選」
軽バンのボディ全体をくまなく探す必要はありません。事故の衝撃が入りやすい以下の3箇所を重点的に確認しましょう!
【プロが必ず見る3大チェックポイント】
1. ボンネット内(エンジンルーム左右の立ち上がり鉄板) → 前方事故の痕跡
2. ドア枠の内側(ピラーと車体の境目) → 側面衝突の痕跡
3. リアハッチ開口部の四隅(荷室の角) → 追突事故の痕跡
特に軽バンは荷室が広いため、後ろから追突された痕跡が「荷室の上側の角(ピラー周辺の溶接)」に色濃く残ります。必ずリアゲートを開けて覗き込んでみてくださいね。
素人でもプロ並みに見抜ける!店頭で使える「3つの裏技」
「薄暗い展示場やパッと見の目視では分かりにくい……」という方のために、現場で誰でも使える実践的な裏技を3つ伝授します!
- スマホのライトを「真横」から当てる【効果絶大!】真上から照らすと見落としがちなわずかな凹凸も、スマホのライトを鉄板の真横(斜め)から当てると、修復箇所の盛り上がりにクッキリと影ができて一目瞭然になります!
- スマホカメラで接写して拡大(ピンチアウト)する肉眼で見えづらい細かい溶接跡も、スマホでアップ写真を撮って画面上で拡大すれば、溶接の形や粗さがハッキリ分かります。家に持ち帰ってじっくり検討する際にも役立ちますよ。
- 左右を必ず見比べる(左右対称の法則)車は基本的に左右対称に作られています。「左側のエンジンルームの溶接」と「右側の溶接」を見比べ、片方だけ形や並びが違っていれば、その違っている側が過去に修理されています。
まとめ
中古軽バンの溶接跡を見抜く重要ポイントのおさらいです!
- 正常な溶接: 丸い点々が同じ大きさで、等間隔に美しく整列している
- 修復された溶接: 大きさや間隔がバラバラ、線状の盛り上がり溶接がある
- 最重要チェック場所: ①エンジンルーム左右、②ドア枠の内側、③荷室の四隅
- 店頭裏技: スマホライトを横から当てる&左右を見比べる
この見極め術をマスターすれば、悪質な修復歴隠しに騙されることなく、安心できる健全な車両を自信を持って選べるようになります!
「自分でチェックするのは少し不安……」「最初からプロが隅々まで骨格を検査した安心の軽バン・軽トラが欲しい!」という方は、ぜひミラノオートサービスまでお気軽にご相談くださいね。
当店では全車両において、今回ご紹介した溶接・骨格のチェック基準を完全にクリアした高品質な車だけを厳選してお届けしています!
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